「テキストから動画を作成したい」
「AIアバターにスクリプトを読み上げてほしい」
そんなときに便利なのがSynthesiaです。
今回はAI動画生成サービスで、クオリティが高いといわれているSynthesiaの使い方についてご紹介します。
Synsesia AIとは?
Synthesiaは、AIを活用してテキストから動画を自動生成するツールです。リアルなアバターを用いて多言語での動画制作が可能で、動画撮影は不要です。
テキストから手軽に動画が作成でき、企業のPRや個人の趣味用途など、幅広く利用されています。Synthesiaは動画制作の効率化を実現しています。
Synsesia AIの特徴
1. 多様なAIビデオアバター
Synthesiaは、140以上の多様な人種・国籍・年齢・衣装のAIビデオアバターを提供しています。これにより、様々なターゲットに合わせた動画制作が可能です。
2. カスタムAIアバター
独自のAIアバターの作成も可能です。Synthesiaでは、ユーザー自身の声を追加し、カスタムアバターを高品質で作成できます。ただし、他人の許可なしにアバターを作ることはできません。
3. 言語とアクセントの多様性
Synthesiaは120以上の言語とアクセントに対応しており、多種多様な声のトーンやスタイルを提供しています。これにより、好みに合わせた読み上げが可能になっております。
4. 使いやすいテンプレート
60以上のテンプレートが用意されており、専門的なスキルがなくても高品質なビデオを簡単に作成できます。特に企業紹介やサービス紹介動画のテンプレートが充実しています。
5. テキストから音声への変換
Synthesiaでは、テキストを音声に変換し、高品質なビデオを簡単に作成できます。身振り手振り、間を追加することもでき、より自然な動画作成も可能です。
6. 動画編集機能
ビデオのアバター、テキスト、音声などを簡単に編集できます。これにより、時間とコストを節約しながら、高品質なビデオを作成・編集できます。
7. 開発者向けAPI
SynthesiaはAPIも提供しており、開発者は自分たちのプロダクトやサービス内でSynthesiaを活用できます。これにより、独自のアプリケーション開発が可能になります。
Synthesia AIの使い方!動画は無料で生成することも可能!
無料で動画を生成する場合
まずは無料で動画生成する方法をご紹介します。
生成STEP
有料版で動画を生成する場合
次に有料版に登録した場合、どのように動画がカスタマイズできるのかご紹介します。
生成STEP
Synthesia AIの料金プラン|無料プランはなし
Synthesiaの料金プランを紹介します。
【月額プランの場合】 【年間プランの場合】 ※2024年2月時点での料金
Synthesiaは無料での体験ができる反面、無料プランはありません。最低でも月額$29となります。また、年間プランの場合は25%割引されます。
Synthesia AIと他サービスとの違い、メリット・デメリットまとめ
ここではSynthesiaと他のサービスとの違いについて解説します。
HeyGenとの違い
一番気になるのはHeyGenとの違いですよね。リアルなアバターで動画生成可能なサービスといえばHeyGenとSynthesiaの2つです。
料金の違い
まず大きな違いとしてあげられるのは無料プランがある点です。Synthesiaは動画生成のテストのみでしたが、HeyGenは無料プランが存在します。ただし、無料プランの場合は1分までの短い動画しか生成できない点に注意が必要です。また、月$29ドルから有料プランが存在する点ではSynthesiaと共通ですが年間プランの割引は20%とSynthesiaより低い割引率となっております。
生成精度の違い
次に気になるのが生成精度の違いです。 元々用意されているフォトリアルなアバターに関しては大きな違いはありません。
しかし、HeyGenの場合はフォトアバターが利用できる点に特徴があります。例えばMidjourneyで生成した2次元イラストを動かすことも可能になっております。
デジタルツインの作成について
自分をAIアバター化しようとしたことはありますか?Synthesiaではアバターを作る際は年間プランの契約が必要になりますがHeyGenの場合は有料プランであれば作成可能です。$29で簡単にデジタルツインを作ることが可能なので、自分をAIアバター化したい方にはHeyGenの利用がおすすめです。
D-iDとの違い
次にD-iDとの比較を行っていきます。 www.d-id.com
料金の違い
まずは料金の違いについて解説します。
D-iDは無料トライアルがあり、一番安価なLiteプランでは$5.9となっております。年間プランの場合、Liteプランでは20%、それ以上のプランでは45%の割引が適用されます。
生成精度の違い
フォトリアルなアバターに関してはSynthesiaやHeyGenのほうが自然な動画生成が可能です。D-iDでも自然な動画生成は可能ですが若干カクついているような違和感があります。
APIの利用について
D-iDはAPIに特徴があります。リアルタイムアニメーションを歌っており、上記2サービスより圧倒的に高速な動画生成が可能です。
チャット系のサービスを作りたい場合はD-iDの検討を、リアルな動画を生成したい場合はSynthesiaやHeyGenを検討すると良いでしょう。
サービスごとのメリット・デメリット比較表
3サービスをまとめると以下の表のとおりです。
Synthesia | HeyGen | D-id | |
---|---|---|---|
メリット | ・アバターがリアル ・アカウント登録無しでお試し可能 |
・画像を動かすことが可能 ・無料プランあり |
・APIが高速 |
デメリット | ・無料プランなし | ・アカウント登録必須 | ・精度がやや低い |
よくある質問
Synthesia AIで生成された動画は商用利用可能ですか?
Synthesiaは商用利用も可能ですが、使用ができない場所もあります。
【Synthesiaが利用可能】
【Synthesiaが利用不可】
- 有料テレビ広告
- SNSでの広告利用
有料の広告での利用には注意が必要です。詳細は下記リンクよりご確認ください。
Synthesiaでは何分間の動画が作成可能ですか?
プランによって異なります。 Starterプランでは月10分、Creatorプランでは月30分の動画生成が可能です。
退会は簡単にできますか?
はい。退会は簡単にできます。 Workspace Settingsよりプラン変更、退会が可能です。ただし、契約期間中の途中解約はできず、次回の更新がされないような仕組みです。プランをキャンセルしていても次の更新日までは利用が可能です。
まとめ
Synthesiaは簡単に動画生成が可能で、かつかなり自然な動きになります。テンプレートも豊富で動画を量産するのにはおすすめです。 ただし、APIを利用したチャットサービスに関してはD-iDのほうが高速なため、用途に合わせて複数のサービスを検討する必要があります。